🏃 ラジオ体操カード

正しいラジオ体操のやり方

ラジオ体操第一は、わずか3分間で全身の約400の筋肉を動かすことができる効率的な運動です。
正しい動作を身につけることで、より高い健康効果が期待できます。

ラジオ体操第一の基本情報

運動数 13種類
所要時間 約3分15秒
使用筋肉 約400筋肉
消費カロリー 約12kcal

13の運動と正しいやり方

1

伸びの運動

全身の筋肉を伸ばし、血行を良くする

  • 背筋をまっすぐ伸ばす
  • 腕は大きく上に伸ばす
  • かかとは上げない
2

腕を振って脚を曲げ伸ばす運動

腕と脚の筋肉をほぐし、血行を促進

  • 腕は肩の高さまで振る
  • 膝の屈伸はリズミカルに
  • 呼吸を止めない
3

腕を回す運動

肩関節の可動域を広げ、肩こり予防

  • 大きく円を描くように回す
  • 肘を曲げずに伸ばす
  • 内回し・外回しを交互に
4

胸を反らす運動

胸部の筋肉を伸ばし、呼吸機能を高める

  • 胸を大きく開く
  • 顎を軽く上げる
  • 腰を反らしすぎない
5

体を横に曲げる運動

体側の筋肉を伸ばし、柔軟性向上

  • 真横に曲げる(前後に傾かない)
  • 腕はまっすぐ伸ばす
  • 左右均等に行う
6

体を前後に曲げる運動

背中と腹部の筋肉を鍛える

  • 前屈は膝を伸ばしたまま
  • 後屈は無理のない範囲で
  • 反動をつけない
7

体をねじる運動

腰回りの筋肉をほぐし、腰痛予防

  • 腰から上をしっかりねじる
  • 足は動かさない
  • 腕は水平に振る
8

腕を上下に伸ばす運動

肩甲骨周りの筋肉をほぐす

  • 腕は耳の横まで上げる
  • 指先まで意識して伸ばす
  • リズムよく行う
9

体を斜め下に曲げ、胸を反らす運動

複合的な動きで全身の協調性を高める

  • 斜め前に大きく曲げる
  • 胸を反らす時は顔を上に
  • 動作を流れるように
10

体を回す運動

体幹の柔軟性と筋力を向上

  • 腰を中心に大きく回す
  • 頭の位置は変えない
  • 左右同じ回数
11

両脚で跳ぶ運動

下半身の筋力強化と心肺機能向上

  • 軽く弾むように跳ぶ
  • 着地は膝を軽く曲げる
  • リズムを保つ
12

腕を振って脚を曲げ伸ばす運動

全身の血行を促進し、クールダウン

  • 2番目の運動と同じ動作
  • 呼吸を整える
  • 徐々にペースを落とす
13

深呼吸

呼吸を整え、リラックス効果

  • 大きくゆっくり呼吸
  • 鼻から吸って口から吐く
  • 肩の力を抜く

効果を高める重要ポイント

🎯 正確な動作

速さよりも正確さを重視。 一つ一つの動作を丁寧に行うことで、 狙った筋肉にしっかり効かせることができます。

🫁 呼吸法

運動中は呼吸を止めない。 自然な呼吸を心がけることで、 酸素が全身に行き渡ります。

🎵 リズム

音楽に合わせてリズミカルに。 一定のテンポを保つことで、 運動効果が高まります。

💪 意識

使っている筋肉を意識する。 どこを動かしているか意識することで、 効果が格段に上がります。

工夫とバリエーション

🪑 座って行う方法

体力に自信がない方や高齢者向け

  • 椅子に深く座る
  • 跳ぶ運動は足踏みに変更
  • 前屈は無理のない範囲で
座ってできるラジオ体操を詳しく見る →

⚡ 負荷を増やす工夫

より効果を高めたい方向け

  • 動作を大きく、ゆっくり行う
  • 軽いダンベルを持つ(500g程度)
  • つま先立ちで行う

🎯 部分強化

特定の部位を重点的に鍛える

  • 肩こり解消:3番と8番を多めに
  • 腰痛予防:6番と7番を丁寧に
  • 脚力強化:11番の回数を増やす

学習リソース

📺 動画で学ぶ

かんぽ生命の公式YouTubeチャンネル「ラジオ体操チャンネル」で、 各動作の詳しい解説動画を視聴できます。

かんぽ生命 ラジオ体操動画解説 →

📖 図解で学ぶ

イラスト付きの詳しい解説で、 正しい姿勢やポイントを確認できます。

ラジオ体操第一 図解説明 →

📻 ラジオ放送

NHKラジオ第1放送で毎朝6:30から放送中。 音声に合わせて一緒に体操できます。

NPO法人全国ラジオ体操連盟 →

今すぐ始めよう!

正しいやり方を身につけて、効果的なラジオ体操を始めましょう。